日本Symfonyユーザー会

第10回 Symfonyユーザー会IRC集会を開催しました

Symfony に関するアレコレを話し合う IRC 集会の第 10 回を、10/24（日）の21時～23時に開催しました。以下、IRC 集会の内容のまとめです。

Symfony2 の認証関連機能である Security コンポーネントがリポジトリに追加されたので試す
- サンドボックスでも試すことは可能（10/24 時点、GitHub の master リポジトリ。）
Security コンポーネントのドキュメント
- Symfony2 - Documentation >> Guides >> Security
- symfony-reloaded.org のトップページからはこのページにたどり着けないので注意
ドキュメントにあるように設定すると、BASIC 認証が動作することは確認
ドキュメントにある、security.yml/security.xml の外部ファイル化
- メインの config.yml/config/xml で import 指定しないと読み込まれない
- ドキュメントでは、security.xml で名前空間を省略しても良いとあるが、ドキュメントのサンプルのままだとエラーになった

Application\HelloBundle など namespace や use の指定が各クラスのコードに入るので、配置場所を移動した場合にこれらを変更する必要がある
- symfony 1 ではオートロード対象であれば意識する必要がほとんどなかったため、それと比較して面倒に感じる
- うまい管理方法求む
Application を使わず、全部 Bundle 配下で管理しておくという意見
- 公式ドキュメントバンドルのベストプラクティス

のブログエントリ
migration の説明
- Symfony2 ドキュメント Database Migrations
- Doctrine サイトのドキュメント Migration Project Documentation
  - 今のところ Doctrine1 と似たような機能（コマンド群）
Doctrine2 で Doctrine1 のビヘイビアのような機能を実装
- Doctrine 2 "Behaviours" in a Nutshell
  - Searchable ビヘイビアのところで、implement しているインがーフェイスを EntityManager の preUpdate イベントで識別して処理している
- A re-usable Versionable Behavior for Doctrine 2
各エンティティごとのイベント（ライフサイクルコールバック）とは別に、グローバルに処理するイベントを EntityManager に設定できる
- 利用できるイベント
@Version アノテーション
- エンティティのカラムマッピング情報に @Version アノテーションを指定すると、そのフィールドの値が保存するたびに自動インクリメントされる
- @Version - Annotation Reference