日本Symfonyユーザー会

A week of symfony #231 (30 May -> 5 June 2011)

Symfony2 のコードベースにおける作業はほとんど完了しましたので、今週の開発活動は、主に Routing と Event コンポーネントにおいて、コードの移動、リネーム、リファクタリングと調整に集中しました。DoctrineBundle も更新され、いくつかの新しい便利なショートカットが追加され、公式マニュアルに真新しい Doctrine の章が追加されました。

開発 ML

Symfony2 の開発ハイライト

チェンジログ:

c171142: イベントの定数を大文字にリネームしました
9b7e14d, 79e709c: [Form] コードを新しいイベントディスパッチャに変換しました
d7220f0: [Security] イベントの名前を修正しました
9698669: RequestAttributeInitializingListener を RouterListener に、 SessionInitializingListener を SessionListener にリネームしました
4f7484b: [HttpFoundation] ディレクトリ作成のタイミングをディスク書き込みの直前に移動させました
a2163f3: [EventDispatcher] キャッシュレイヤーを再度追加しました
b61929b: [Form] セクションのレンダリングの間に存続すべきではない変数のスタックを修正しました
9883559: Profiler クラスをリファクタリングしました
d1ca577: Logger::getDebugLogger() はインターフェイスの一部ではないので、このメソッドを削除しました。
3ca5780: [HttpKernel] NullLogger を追加しました
28527c7, 7d999ac: よりよい一貫性のために UniversalClassLoader をリネームしました
839c332: すべてのリスナークラスを共通の EventListener サブネームスペースのもとに移動させました
ed4f659: [SwiftmailerBundle] ImpersonateSenderPlugin を追加しました
af84cfe: [DoctrineBundle] doctrine:generate:entity を修正しました
2642b00, d9f5c99: [Templating] アセットヘルパーとパッケージを作り替えました。バージョンをパスに適用するコンフィギュレーションの変更可能なフォーマット文字列のサポートを追加しました (デフォルトは '%s?%s')
cb22ccc: [Form] フィールドラベルに属性を追加する機能が欠落していたので追加しました
3e68eb6: [AsseticBundle] アセット入力においてパラメータのサポートを追加しました
3d532f8: [FrameworkBundle] getProfiler() メソッドを getProfile() にリネームしました (このメソッドが Profile のインスタンスを返すようになったからです)
1452164: [AsseticBundle] cssmin フィルタサービスのスキーマが欠落していたので追加しました
d2fa6c3, 9ad3185: [SecurityBundle] remember_me の user_providers オプションを追加しました
6f8871d: [SecurityBundle] チェックパスのバリデーションを追加しました
597a646: ブロックをフォーマットするときに mb_detect_encoding を追加しました (mb_internal_encoding が適切にセットされていないときに役立ちます)
28dcb3c, 1ac4675, 172c956: [FrameworkBundle, DoctrineBundle] ショートカットメソッド: Controller::getDoctrine() と Registry::getRepository() を追加しました。
df81296: [Routing] デフォルトの値が null であるときの生成を修正しました
611a4a2: [FrameworkBundle] サービスが任意のイベントに対してカーネルリスナーを複数回登録できるようにしました
c62b230: [FrameworkBundle] Security コンポーネントによって発せられたリダイレクトに対する WDT を修正しました (注：ウォッチドッグ・タイマーはプログラムが正常に動いているか監視する機能)
7780c4d: [HttpKernel] RFC2616 により Request メソッドが HEAD であるときの Response のコンテントを削除しました
9eae7e5: [Routing] ダンパーの Apache ルールにおける不要なコードを削除しました
f9ffdf5: [Routing] HEAD メソッドの適切なサポートを追加しました
c561f4f: [Routing] つねに HTTP メソッドの名前が大文字になるように変更しました (HttpFoundation/Request との一貫性を保つため)
c72537d: [Routing] プレフィックスに変数が含まれるときにルートのマッチングを修正しました
8457bfa: [FrameworkBundle] fixed _locale management in core.request において _locale の管理方法を修正しました
8c0e502: [DoctrineBundle] 生成ファイルの拡張子を修正しました
a98046d: [Config] 循環参照に対するガードを追加しました

更新：2011/06/06 16:04
作成：2011/06/06 16:04